福井で空を眺めよう!
昨晩は、半月前の月があり、それを笑う口に見立てた光景が見られました。
足羽山の上に明るく輝く月、星に合わせた露出ですので、太陽光が直接当たっている部分が口の形に見えないほどサチッています。
月は丸いのですが、太陽光が当たっていない部分は欠けて見えない満ち欠けをします。しかし実際は、露出を多くかけて撮影すると、影である部分に地球の照り返し(地球照)があって暗いながらも丸い姿に写ります。まるで、電球?みたいです。
その月の上、画面上端の中央にあるのが火星です。地球との相対距離が離れており、ぎりぎり一等星という輝きです。そして月の左上に火星と同じぐらいの輝きを持っているのが、おうし座のアルデバランです。アルデバランを書き初めにして、V字に並んだ牛の顔(ヒヤデス星団)も見えています。
さて、月を笑う口にして、目を火星とアルデバランに見立てます。どうでしょう、笑った顔がイメージできますか?私は月の光芒を髭に例え加えて、ネズミの顔に見えてきます。
星空の九官鳥 ほしのてつろ