福井の空をながめよう
寒気が降りてきて、2月下旬らしい平年の気候です。
移動性高気圧に覆われて概ね晴れていますが、世の中は冬に逆戻りと評判の悪い日ですが、
何か見える予感の日でした。
ハピリンのある駅前はビル街で、広く空を眺められないロケーションの中、予感的中です。太陽の周りには、円環の22度ハロが取り巻いているのが見えました。その上辺には左右に延びる「上部タンジェント・アーク」もはっきりと見えています。
これらは大気光学現象と呼ばれるもので、上空の氷(主に六角板)粒群に陽が当たって見えるものです。雨が降っていないのに見える、特殊な虹たちです。
見通しが悪く、下にある下部タンジェント・アークは未確認、頭の真上に出る環天頂アークは見えませんでした。
寒気による寒い日は、嫌な気分になるのは致し方ありませんが、大気が冷えていることで、大気光学現象が起こりやすく、そして北極の大氷原や北海道のダイヤモンドダスト、蔵王の樹氷等など美しい風景にもつながっているのです。
星空の九官鳥 ほしのてつろ
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