【イベントご報告】
昨日は、かこさとしふるさと絵本館の谷出千代子館長による文学講座を開催しました。
表題「フリーハンドで描くふるさとの風景」の通り、かこさんは幼少期を過ごした武生の風景を晩年まで正確に描いたそうです。その一つが、2016年に描かれた越前市文化センター建物の上にある壁画。川辺を左右に向かって歩くだるまちゃんたちの背景には日野山と村国山があり、その位置関係は壁画が見える武生中央公園から見た風景そのままです。
生涯で600もの作品を生み出したかこさんの胸には、そんなふるさとへの強い思いがあったことを語っていただきました。
そして、後半は越前らくひょうしぎの会による紙芝居の口演!『6月6ちゃんはっはっはっ』など、かこさんの紙芝居4作品を口演いただきました。
また文学館プロローグゾーンでは、10月21日まで「かこさとしと紙芝居」を開催中です。多くのかこ作品の元にもなっている紙芝居作品についてご紹介しています。こちらも是非ご覧ください!