アオハル 未来へ輝く地元の若者を応援（vol.29） | パレット嶺北 │ （有） キャストコミュニケーションズ

［第33回全国高等学校選抜ボート大会 舵手付きクォドルプル 優勝］（令和4年3月19日～21日浜松市にて）
志賀充真（しが あつま）3年（福井県立敦賀工業高等学校ボート部）

ボートの甲子園と呼ばれる春の全国選抜大会で、敦賀工業高校の男子舵手付きクォドルプルが優勝。
メンバーの松本光さん・志賀充真さん・小堀丈さん・山保成海さん・松井祟さんの5名を代表して、志賀さんにボートにかける想いを聞いてみました。

悔しさをバネに
令和4年3月21日。第33回全国高等学校選抜ボート大会が、静岡県の浜松市天竜ボート場で開催され、ブロック予選を勝ち抜いた24クルーが、日本一をかけて競い合いました。
敦賀工業高校のボート部は、過去にも選抜大会で優勝していますが、舵手付きクォドルプルでは男女を通じて初めての優勝。
努力や工夫を重ね、コロナ禍の活動を乗り越えて出場した、2年生の夏の大会では、他校の強さに悔しい思いも経験。その悔しさをバネに、より真剣に練習に取り組み、チームで勝ち取った優勝でした。

舵手付きクォドルプル
「親戚がボートをしていて、その姿を見て、かっこいいと思いました。」
自分もそうなりたいと、ボートを始めた志賀さんが出場した競技は、舵手付きクォドルプル。高校生のボート競技では漕手が多く、最もスピードが出る花形競技です。4人の漕ぎがピタッと揃うと、さらにスピードが増していく。動きが揃い、水の上を颯爽と進む姿は、とても美しい。

輝く個性が一致団結
個々の能力が高いメンバーが揃うチームについて、「個性が強くにぎやかですが、メリハリがしっかりしていて、やると決まったときの団結力はすごい。」と話す。「全国選抜優勝という結果に満足せず、もっと上の結果を目指して、チーム一丸となり頑張りたい。」
チームはさらなる高みを目指して、6月4日・5日に行われる春季高校総体に出場する。