
物流が見える
小売物価統計調査
全国の約2万8千の店舗・事業所から、約500品目の商品(食料品、衣料品、電気製品等)の小売価格、サービスの料金を調査します。また、約7千の事業所から家賃を調査します。結果は、消費者物価指数やその他の物価に関する基礎資料として使われています。
雇用が見える
労働力調査
全国から無作為に選ばれた約4万世帯(15歳以上の世帯員約10万人)を対象に仕事内容や就業状況などについて、毎月調査します。調査世帯に選ばれると、1年目に2か月、2年目の同じ時期に2か月の計4か月、調査票を提出いただきます。この結果から明らかになる完全失業率等が景気判断や雇用対策等の基礎資料として利用されます。
家計が見える
家計調査
全国から無作為に選ばれた約9千世帯の方を対象に、家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調査します。調査世帯に選ばれると、6か月間(単身世帯は3か月間)、「家計簿」をつけていただきます。結果は、景気動向の把握、生活保護基準の検討、消費者物価指数の品目選定などに利用されています。
調査員にお聞きしました
小売物価統計調査の功績が認められ、総務大臣表彰を受けた田上さんは、統計調査員歴16年。「きっかけは福井市の広報誌で統計調査員募集を見て。人と話をするのが嫌ではないのでやってみようと応募しました」。
小売物価調査は店舗や事業所への調査なので、世帯を対象に行う家計調査・労働力調査よりも強力を得られやすいそうですが、田上さんが大変な調査をあげたのは、電化製品と衣料。「調査対象の商品は全国で出回りが一番多いものになるのですが、例えば電化製品の場合、対象の品番がお店に無いことがありました。また、衣料の調査で女性の下着の場合、お店の協力・理解が必要です」。
16年前と比べると、統計調査員も大幅に減って、今後を不安に思うと同時に、記入方法がネットやスマホに移行していることをへの期待はたかっているとか。「ネットなら、個人情報が漏れるという心配もなく協力しやすくなります。文字を書くことが負担になっている方にも有効です」。調査員の負担も軽減されるといいます。
調査員は随時募集中、詳細は、福井県統計調査課まで。
小売物価統計調査員
田上 義三さん
個人情報は厳重に保護されます
これら3つの調査は「統計法」に基づく基幹統計調査(特に重要性が高い)です。また、統計調査員など調査に従事する者には、調査によって知り得たことを他に漏らしてはならない守義務があります。これらに反したときの罰則も定められています。
調査員は「調査員証」を必ず携帯しています
これら3つの調査の調査員は、福井県知事が任命した非常勤の地方公務員です。
調査員は知事が発酵した顔写真付きの「調査員証」を必ず携帯しています。不審に思ったら、福井県統計調査課まっでお問合せください。
TEL/0776-20-0273 平日/8:30~17:15
変化が見える、くらしに役立つ
統計調査 国が実施する調査です
○家計が見える
家計調査
○雇用が見える
労働力調査
○物価が見える
小売物価統計調査
統計調査員がお伺いしましたら、ご回答をお願いします。
皆様の個人情報は厳重に保護されます
調査の結果は、暮らしをより良くする様々な取組みに活かされています
統計調査を装った「かたり調査」にご注意ください
新型コロナウイルス対策を踏まえて適切に調査を実施します