
和田八幡宮


和田八幡宮

由緒あり、歴史が刻まれ続ける神社
創建天徳三年(957年)、源満仲は悪夢を感じ、この地方は、洪水や疫病に襲われていました。満仲は矢を放ち、その矢が落ちた「福井市和田」に満仲八幡御宮と石に刻み、祈念し、護摩焚きをしたところ鎮まり、石清水八幡宮に順次、和田ノ庄に占い社殿を造営し、和田七郷の総社としました。

塔ノ池辯財天


塔ノ池辯財天

かつて供水とした池の水
第四世の宮司賢純氏の奉建にかかる、前に池あって塔ノ池と称して八幡神社の供水にはこの水を使ったとのことですが、現在は時経て水枯れ、石祠はすたれ、ただ跡形のみを留めるのみ。と、1952年の書物には書いてありますが、現在写真の通り、立派に祀られております。

稲荷明神


稲荷明神

和田八幡宮の境内社
和田八幡の境内には多くの境内社があります。その中を代表して、稲荷明神さんを紹介します。数ある境内社の中で私が特に惹かれたのがこの稲荷明神。祠を守っている色鮮やかなお狐さんが私のお気に入りです。
享保十二年(1728)創建。

和田忠魂碑


和田忠魂碑

地中から復活した忠魂碑
昭和十年、和田小学校と共に移築後、昭和二十年終戦後進駐軍から取壊しの勧告があった。しかし、碑石があまりにも大きく撤去の方法で議論された結果、地中深く埋没されることとなった。昭和二十五年、進駐軍の指令もようやくおさまって、又遺族及び戦災者の心情堪え難いため、再び八幡宮隣地に移転することになった。

釈迦堂養仙寺


釈迦堂養仙寺

数々の秘仏が安置されている寺院
和田八幡宮に合祀された多数の仏像が明治維新の際、神仏混淆を禁じられ、境内に堂を建立。その後増田喜三次が大修理し、現在地に堂を建立。
本尊は釈迦如来。不動明王(伝教大師作)、大日如来、阿弥陀如来(恵心僧都作)、他多数の仏像が安置される。和田八幡宮境内には、十六院ありましたが、円持院養仙寺が本坊です。
福井市の復興観音12番札所でもあります。

日吉神社


日吉神社

地域に崇拝される氏神様
祭礼、大山咋命。慶長三年(1598)建立。幾多の火災震災に遭い倒壊しましたが、何度も復興してきました。
境内には地蔵菩薩と「震災慰霊碑」を書かれた観音様がいらっしゃいます。